糝薯(読み)シンジョ

デジタル大辞泉 「糝薯」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょ【××薯】

魚をすりつぶし、すったヤマノイモを加えて調味し、蒸したり揚げたりゆでたりした練り物。鶏肉カニなどを加えることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「糝薯」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょ【糝薯】

〘名〙 料理一種すり身にした魚や鳥肉に、卵白だし汁で味をつけてすりまぜ、固めて蒸したもの。わさび醤油でそのまま食べたり、吸いものの実にする。古くは米の粉とヤマノイモを原料としたことからこの名がある。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android