糸倉・糸蔵(読み)いとぐら

精選版 日本国語大辞典 「糸倉・糸蔵」の意味・読み・例文・類語

いと‐ぐら【糸倉・糸蔵】

〘名〙
琵琶三味線バイオリンなど、弦楽器の棹(さお)上部にあって、糸巻を納めておく長方形の部分。
※仮名草子・恨の介(1609‐17頃)上「さていとぐらの左右に、日月をあきらかに白銀(しろかね)にて顕はせり
湿気光線、鼠、虫などの害の予防に注意した生糸の貯蔵倉庫。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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