紀正泰(読み)きの まさやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀正泰」の解説

紀正泰 きの-まさやす

?-1349 南北朝時代の武将
醍醐(ごだいご)天皇につかえる。貞和(じょうわ)2=興国7年尾張(おわり)(愛知県)の津島神社内に高良明神社を建立。同社は弥五郎殿とよばれ,堀田村本拠とする紀氏,のちの堀田氏の氏神となる。楠木正行(まさつら)にしたがい,貞和5=正平(しょうへい)4年1月5日河内(かわち)(大阪府)四条畷(しじょうなわて)で討ち死にした。通称は弥五郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android