紀田上(読み)きの たうえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀田上」の解説

紀田上 きの-たうえ

770-825 平安時代前期の官吏
宝亀(ほうき)元年生まれ。紀船守の子。大同(だいどう)元年相模守(さがみのかみ)。5年平城(へいぜい)上皇重祚(ちょうそ)をくわだてた薬子(くすこ)の変にくわわり,変の平定後佐渡権守(ごんのかみ)に左遷される。天長元年上皇が死去すると,ゆるされて京都にかえった。從四位下。天長2年4月13日死去。56歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android