紅楼(読み)コウロウ

デジタル大辞泉 「紅楼」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう【紅楼】

朱塗りのたかどの。美人のいる富家妓楼などをさしていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紅楼」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう【紅楼】

〘名〙 紅色に塗ってある楼。朱塗りのたかどの。富家や妓楼など、美人のいる家をさしていうことが多い。
文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇〈巨勢識人〉「紫塞寒風苦鉄衣、紅楼夜月怨羅帷」 〔白居易‐議婚詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「紅楼」の読み・字形・画数・意味

【紅楼】こうろう

朱塗りの楼。富家の女の住居、妓楼。前蜀・荘〔長安の春〕詩 長安の春色、本(もと)無し 古來盡(ことごと)く屬す、紅樓の女

字通「紅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android