紅綬褒章(読み)コウジュホウショウ

デジタル大辞泉 「紅綬褒章」の意味・読み・例文・類語

こうじゅ‐ほうしょう〔‐ホウシヤウ〕【紅×綬褒章】

自分自身危難を顧みず人命救助した者に授与される褒章。綬(リボン)は紅色。明治15年(1882)制定

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精選版 日本国語大辞典 「紅綬褒章」の意味・読み・例文・類語

こうじゅ‐ほうしょう ‥ホウシャウ【紅綬褒章】

〘名〙 人命救助に功績のあった人に授与される褒章。綬が紅色であるところからの呼称

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勲章・褒章がわかる事典 「紅綬褒章」の解説

こうじゅほうしょう【紅綬褒章】

日本の褒章(ほうしょう)の一つ。自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した人に授与する。1881年(明治14)の太政官布告第63号「褒章条例」により制定された。翌1882年、水難救助の功により青森県の工藤仁次郎に授与されたのが最初。しかし、戦後は受章者が減少し、平成に入ってからは受章者がいなくなっていた。そのため、2002年(平成14)8月の閣議決定栄典制度改革について」で、対象者を拡大する観点から授与の要件を緩和した。以後、毎回数名程度が受章している。◇英訳名はMedal with Red Ribbon。

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百科事典マイペディア 「紅綬褒章」の意味・わかりやすい解説

紅綬褒章【こうじゅほうしょう】

自己の危難を顧みず人命救助をした者を表彰するために1881年制定された褒章(ほうしょう)。→褒章

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「紅綬褒章」の意味・わかりやすい解説

紅綬褒章
こうじゅほうしょう

褒章

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「紅綬褒章」の意味・わかりやすい解説

紅綬褒章
こうじゅほうしょう

栄典制度」のページをご覧ください。

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