紅赤(読み)べにあか

色名がわかる辞典 「紅赤」の解説

べにあか【紅赤】

色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな」としており、文章表現ではべにと同じだが、色を数値で表した場合は紅色よりも少し薄くなっている。一般に、ややくすんだ赤。印刷インキや化粧品の色名のほか地ビールいも焼酎などの商品名にも用いられている。またサツマイモにも皮が赤い紅赤という品種がある。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「紅赤」の解説

紅赤

埼玉県で生産されるサツマイモ。1898年、埼玉県北足立郡木崎村(現在のさいたま市内)で、主婦、山田いち氏により発見された。在来種八房(やつふさ)」の枝変わり(突然変異種)で、皮色は鮮やかな赤、甘みが強く食感がよい。「川越いも」として知られる。「金時」とも呼ばれる。

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