純真無垢(読み)じゅんしんむく

精選版 日本国語大辞典 「純真無垢」の意味・読み・例文・類語

じゅんしん‐むく【純真無垢】

〘名〙 (形動) 清らかでけがれを知らず、人をだましたり疑ったりする気持がまったくないこと。また、そのさま。
※善良な罪人(1951)〈山本健吉〉「嬰児のような純真無垢の魂」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「純真無垢」の意味・読み・例文・類語

じゅんしん‐むく【純真無×垢】

[名・形動]清らかでけがれを知らず、心に邪心がまったくないこと。また、そのさま。「幼児純真無垢な魂」
[類語]プラトニックナイーブ純情純粋清楚清純純潔無垢純真貞操みさお

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「純真無垢」の解説

純真無垢

清らかでけがれを知らず、人をだましたり疑ったりする気持ちがまったくないこと。また、その様子

[活用] ―な・―に・―だ。

[使用例] ここに人は彼の身を噛むような悔恨きょを読みとらないであろうか。嬰児のような純真無垢の魂を見ないであろうか[山本健吉*善良な罪人|1951]

[解説] 「無垢」はけがれがないこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android