紙やすり(読み)かみやすり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「紙やすり」の意味・わかりやすい解説

紙やすり
かみやすり

金剛砂エメリーコランダムガーネットなど)やガラスの粉末を紙や布に張り付けたもの。エメリーペーパーemery paperあるいはサンドペーパーsand paperなどということもあるが、JIS(ジス)(日本産業規格)では研磨紙(アブレーシブペーパーabrasive papers)という。金属の表面をきれいにしたり、木材などの表面を仕上げるのに使われる。シート状、ロール状、ディスク状がある。張り付ける研摩材の種類には、アルミナ炭化ケイ素、ガーネット、アルミナジルコニアなどがある。研摩材の粒の大きさにより、細かいものから粗いものまで種類分けがされている。粒度による種類は番号で表示されており、番号の多いほど粒度は小さい。

[中山秀太郎]


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改訂新版 世界大百科事典 「紙やすり」の意味・わかりやすい解説

紙やすり (かみやすり)

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紙やすり【かみやすり】

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