紙屑(読み)かみくず

精選版 日本国語大辞典 「紙屑」の意味・読み・例文・類語

かみ‐くず ‥くづ【紙屑】

〘名〙
① いらなくなった紙きれ。使い捨てた紙。すたりがみ。
※俳諧・独吟一日千句(1675)第七「塵の下なるあはれ虫の音 紙屑に文庫の文をしこみて」
評判記・難波立聞昔語(1686)上村辰彌「拾一才の比迄は紙(カミ)くずに身をやつし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「紙屑」の意味・読み・例文・類語

かみ‐くず〔‐くづ〕【紙×屑】

不用になった紙切れ。くず紙。「紙屑を捨てる」「紙屑同然となった株券
[類語]ごみ塵芥ちりあくた塵芥じんかい藻屑がらくたスクラップ生ごみおが屑食べ滓茶殻微塵綿埃砂埃土埃砂煙土煙煤埃

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android