紛もない(読み)まがいもない

精選版 日本国語大辞典 「紛もない」の意味・読み・例文・類語

まがい【紛】 も ない

間違いない。正真正銘のもの、ことである。まぎれもない。まがいなし。
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三「見れば見る程面やつれ給へども、まがひもなき駒若君」

まぎれ【紛】 も ない

まちがいない。明白である。
太平記(14C後)三二「名将御前にて紛(マギレ)もなく討死して、後記に留めよや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android