素人粋(読み)しろとすい

精選版 日本国語大辞典 「素人粋」の意味・読み・例文・類語

しろと‐すい【素人粋】

〘名〙 しろうとのくせに粋人ぶる人。通人ぶっていながらやぼな人。
浮世草子好色一代女(1686)一「物に馴たる客は各別、まだしき素人帥(シロトスイ)は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「素人粋」の意味・読み・例文・類語

しろと‐すい【人粋】

しろうとのくせに粋人ぶる者。半可通
「ものにれたる客は格別、まだしき―は恐れてこなす事ならず」〈浮・一代女・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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