紫衛門(読み)ムラサキエモン

デジタル大辞泉 「紫衛門」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐えもん〔‐ヱモン〕【紫衛門】

明治大正ころ女学生のこと。袴が紫色であったところから、中古の女流歌人赤染衛門の名をもじっていった。→海老茶式部えびちゃしきぶ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紫衛門」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐えもん ‥ヱモン【紫衛門】

〘名〙 (明治・大正の頃、女学生の袴が多く紫色だったので、中古の女流歌人赤染衛門の名をもじって) 女学生の異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android