紫闥(読み)したつ

精選版 日本国語大辞典 「紫闥」の意味・読み・例文・類語

し‐たつ【紫闥】

〘名〙 (「闥」は宮中小門の意) 宮中の門。また転じて、宮中をいう。禁門禁中
※和漢朗詠(1018頃)下「紫闥を出でて東に望めば 山岳半ば雲根の暗きに挿めり〈橘在列〉」 〔白居易‐卯時酒詩〕

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デジタル大辞泉 「紫闥」の意味・読み・例文・類語

し‐たつ【紫×闥】

宮中の門。また、宮中。禁門。

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普及版 字通 「紫闥」の読み・字形・画数・意味

【紫闥】したつ

宮門

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