細土(読み)サイド

デジタル大辞泉 「細土」の意味・読み・例文・類語

さい‐ど【細土】

農業で、直径2ミリ以下の土粒。さらに粘土と砂に分類する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「細土」の意味・読み・例文・類語

さい‐ど【細土】

〘名〙 日本の農学会できめられた、直径二ミリメートル以下の土粒。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の細土の言及

【土壌】より


[粒径区分]
 礫,砂,シルト,粘土の4区分のそれぞれの粒径範囲は,国によって必ずしも一定ではないが,日本では国際土壌学会法が広く使われている(表1)。礫を除いた全区分を細土といい,土壌の理化学分析は通常この細土について行う。
[土性]
 礫を除いた土壌粒子の粒径組成を示す土性を決定するには,砂,シルト,粘土のパーセント組成を定量し,その結果を三角図表にかける。…

※「細土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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