細胞封入体(読み)サイボウフウニュウタイ(英語表記)cell enclosure; inclusion body

デジタル大辞泉 「細胞封入体」の意味・読み・例文・類語

さいぼう‐ふうにゅうたい〔サイバウフウニフタイ〕【細胞封入体】

封入体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「細胞封入体」の意味・わかりやすい解説

細胞封入体
さいぼうふうにゅうたい
cell enclosure; inclusion body

封入体ともいう。ウイルスに感染した細胞にみられる顆粒状の小体で,ウイルスの集落細胞質の反応性または変性産物で,炎症組織の各種細胞や正常細胞にもときに散見する。痘瘡猩紅熱,狂犬病,トラコーマなどの小体はいずれも封入体であって,これらを総括してクラミドツォアと呼んでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android