経済的付加価値

株式公開用語辞典 「経済的付加価値」の解説

経済的付加価値

株式市場では、収益力を反映した株価格差が明確になってきており、今後株式の銘柄選択において、「経営の質をふまえた投資物差し」が重要であるとされています。その物差しの一つがEVA(Economic Value Added)で、「経済的付加価値」と邦訳されています。米国スターンスチュワート社が商標登録している。EVAは、当期利益(当期純利益)から資本コストを 引いて求められます。株主が投下した資本に求められる期待収益率コストとして、人件費等と同様に扱っているのが特徴であり、企業がただ利益を上げるだけ でなく、事業に投下した資本の収益率が、資本を預けている株主の要求する収益率を上回らなければ、EVAの数値はプラスにはなりません。

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

会計用語キーワード辞典 「経済的付加価値」の解説

経済的付加価値

アメリカのコンサルティング会社スターン・スチュワート社が開発し、商標登録している企業評価指標のこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「経済的付加価値」の意味・わかりやすい解説

経済的付加価値
けいざいてきふかかち

経済付加価値

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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