絶代(読み)ゼツダイ

デジタル大辞泉 「絶代」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐だい【絶代】

世に並ぶもののないほどすぐれていること。「絶代豪傑
かけ離れた時代

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶代」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐だい【絶代】

〘名〙
① (形動) その時代に並ぶものがないこと。古今を通じてまれなこと。また、そのさま。絶世。〔文明本節用集(室町中)〕
国歌八論(1742)準則貫之は実に絶代の豪傑なり」 〔杜甫‐佳人詩〕
② 遠く離れた時代。隔絶した時代。
随筆山中人饒舌(1813)下「峰岫嶢嶷、雲林淼渺、聖賢映於絶代、万趣融其神志」 〔爾雅‐序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「絶代」の読み・字形・画数・意味

【絶代】ぜつだい

空前

字通「絶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android