綾羅(読み)リョウラ

デジタル大辞泉 「綾羅」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ら【×綾羅】

あやぎぬとうすぎぬ。また、美しい衣服。羅綾
「―のたもと」〈樗牛滝口入道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綾羅」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ら【綾羅】

〘名〙 あやぎぬとうすぎぬ。また、美しい衣服。羅綾。
将門記(940頃か)「世間の綾羅は、雲の如く下に施し、微妙の珍財は算の如く分散す」 〔張華‐軽薄篇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「綾羅」の読み・字形・画数・意味

【綾羅】りようら

うすいあやぎぬ。晋・張華〔軽薄〕詩 被、纖麗を極め 肴膳、盡(ことごと)く柔嘉 僕も粱を餘し 婢妾も綾羅を蹈(ふ)む

字通「綾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android