縁起の逆観(読み)えんぎのぎゃっかん

世界大百科事典(旧版)内の縁起の逆観の言及

【十二因縁】より

…逆に生がなければ老死がなく,無明がなければ行もないとみる。これを縁起の逆観という。このように十二因縁は〈此れ有るが故に彼れ有り〉〈此れ無きが故に彼れ無し〉という基本的な縁起観にもとづいて,生死流転の因果構造を分析した結果をまとめた法則である。…

※「縁起の逆観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android