縊首(読み)いしゅ

精選版 日本国語大辞典 「縊首」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅ【縊首】

〘名〙 首をくくって死ぬこと。首つり。首くくり。
報知新聞‐明治三八年(1905)五月三〇日「毒殺の上縊首の体に見せ懸け其金を奪ひ」

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デジタル大辞泉 「縊首」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅ【×縊首】

[名](スル)縊死いし」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の縊首の言及

【自殺】より

… 自殺の必要条件としては,死亡に至った行為が死亡者自身で行える可能性がなければならない。自殺の手段は,厚生省の人口動態統計(1981)によると,第1位は縊首,絞首およびその他の窒息(54.7%)で,ガス体による中毒(10.9%),入水(7.3%),固体または液体による中毒(6.8%),高所からの飛降り(6.3%)が続いている。 縊首はいわゆる〈首つり〉であり,これによって死亡した場合を縊死というが,古くから自殺の手段としてよく利用されているため,他人が強制して縊首させ,自殺を偽装したり,他の手段で殺害したのち,首をつらせて自殺を偽装することもある。…

※「縊首」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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