繋温泉(読み)つなぎおんせん

精選版 日本国語大辞典 「繋温泉」の意味・読み・例文・類語

つなぎ‐おんせん ‥ヲンセン【繋温泉】

岩手県盛岡市西部の温泉雫石川上流にある。平安末期の発見と伝えられる。泉質は単純硫化水素泉。皮膚病リウマチなどにきく。

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デジタル大辞泉 「繋温泉」の意味・読み・例文・類語

つなぎ‐おんせん〔‐ヲンセン〕【繋温泉】

岩手県盛岡市雫石しずくいし上流にある温泉。泉質は単純温泉硫黄泉

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「繋温泉」の意味・わかりやすい解説

繋温泉
つなぎおんせん

岩手県盛岡市西部、雫石川(しずくいしがわ)の上流にある温泉。前九年の役(1051~1062)のとき、源頼義(よりよし)・義家が湯ノ館(ゆのだて)山麓(ろく)で発見したと伝えられる。泉質は硫黄泉。付近は御所湖(ごしょこ)(御所ダム広域公園として整備され、盛岡郊外の行楽地となっている。盛岡駅からバスの便がある。

[川本忠平]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「繋温泉」の意味・わかりやすい解説

繋温泉
つなぎおんせん

岩手県中西部,雫石川中流域の御所湖南岸にある温泉。盛岡市西部に位置する。単純硫化水素泉。泉温 75℃。康平年間 (1058~65) 源義家安倍貞任を討ったとき発見し,馬をつないだという伝説の石がある。盛岡市街よりバスの便がある。

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