罪犯（読み）ざいはん

精選版 日本国語大辞典

ざい‐はん【罪犯】

〘名〙 罪を犯すこと。また、その罪。犯罪。ざいぼん。

※高野山文書‐文祿元年（1592）四月二八日・興山上人応其書状案「寺領諸百姓共、今日これへよびよせ、あらあら尋候へば、中々かからざる学侶衆さいはんに候」

※随筆・折たく柴の記（1716頃）下「まづ其罪犯しるべからざるもののなを獄中にあるをば、皆々放還され」

ざい‐ぼん【罪犯】

〘名〙 (「ぼん」は「犯」の呉音) ＝ざいはん（罪犯）

※今昔（1120頃か）二「此の人の罪犯不重らず」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【罪犯】ざいはん

つみ。

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出典　平凡社「普及版 字通」