置床(読み)おきどこ

精選版 日本国語大辞典 「置床」の意味・読み・例文・類語

おき‐どこ【置床】

〘名〙 掛軸をかける壁の前などにすえ、花瓶などを置くための、移動できる台。小さい部屋に用いて床の間代用にする。
浮世草子西鶴置土産(1693)二「名もしらぬ女郎が、座敷はなれて涼み所にこしらへし置床(ヲキドコ)に、枕もなくねころび」

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デジタル大辞泉 「置床」の意味・読み・例文・類語

おき‐どこ【置(き)床】

床の間の床板のように作った台で、移動できるもの。狭い部屋などで、床の間代わりに使う。

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