美川[町](読み)みかわ

百科事典マイペディア 「美川[町]」の意味・わかりやすい解説

美川[町]【みかわ】

山口県東部,玖珂(くが)郡の旧町。錦川の中流域を占め,大部分山地農地は山地斜面に点在し,米,クリ,ウメを産する。銅,硫化鉄鉱を産した河山(かわやま)鉱山は1971年に閉山した。錦川鉄道が通じる。南桑(なぐわ)にカジカガエル生息地(天然記念物)がある。2006年3月玖珂郡由宇町,玖珂町,周東町,町,美和町,本郷村岩国市へ編入。75.85km2。1806人(2003)。

美川[町]【みかわ】

石川県南部,手取(てどり)川河口両岸を占める石川郡の旧町。主集落は江戸時代には本吉といい,日本海の要港であった。北陸本線北陸自動車道が通じ,繊維工業が盛んなほか,仏壇・刺繍(ししゅう)品を特産する。2005年2月松任市,石川郡鶴来町,河内村吉野谷村鳥越村尾口村白峰村と合併し市制白山市となる。9.12km2。1万3268人(2003)。

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