群居(読み)グンキョ

デジタル大辞泉 「群居」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐きょ【群居】

[名](スル)群れをなしていること。また、群がり住むこと。「ウミウ群居する島」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「群居」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐きょ【群居】

〘名〙
大勢がむらがっていること。むらがり住むこと。〔文明本節用集(室町中)〕
学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉八「妻妾家に群居して家内よく熟和するものは古今未だ其例を聞かず」 〔論語‐衛霊公〕

むれ‐・いる ‥ゐる【群居】

〘自ア上一(ワ上一)〙 むらがってすわる。数多く集まっている。
万葉(8C後)二・一七七「朝日照る佐太の岡辺に群居(むれゐ)つつ吾が泣く涙止む時もなし」

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普及版 字通 「群居」の読み・字形・画数・意味

【群居】ぐんきよ

大勢の人が住む。また、同座する。〔礼記、曲礼上〕群居五人なるときは、則ち長必ず席を異にす。

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