義理詰め(読み)ギリヅメ

デジタル大辞泉 「義理詰め」の意味・読み・例文・類語

ぎり‐づめ【義理詰め】

道理をもって物事をとらえること。理屈詰め。
「先より腹の立つやうに持ってくる時になほ物静かに、―に」〈浮・胸算用・三〉
義理をたてに責めたてること。また、義理でどうしようもなくなること。義理責め
「ああ死にましょと引くに引かれぬ―に」〈浄・天の網島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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