羽毛状ベイナイト(読み)うもうじょうべいないと

世界大百科事典(旧版)内の羽毛状ベイナイトの言及

【ベイナイト】より

…モリブデン,クロムなどの合金元素を含む鋼ではこのような恒温保持中だけでなく,中程度の速さで連続的に冷却しても生じる。およそ400℃以上で生じる上部ベイナイト(羽毛状ベイナイト)とそれ以下の温度で生じる下部ベイナイト(針状ベイナイト)に大別される。両者ともセメンタイトと無拡散的に生じたフェライトとから成るが,前者のセメンタイトはフェライトの板状組織の境界に生じ,後者のセメンタイトはフェライト板の内部に生じる。…

※「羽毛状ベイナイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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