翩翻(読み)ヘンポン

デジタル大辞泉 「翩翻」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぽん【×翩翻】

[ト・タル][文][形動タリ]旗などが風にゆれ動くさま。「翩翻とひるがえる日章旗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「翩翻」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぽん【翩翻】

〘名〙 (形動タリ) 旗または鳥などがひるがえること。また、そのさま。へんはん。
文華秀麗集(818)下・奉和翫春雪〈滋野貞主〉「翫春雪、雪影翩翻暗四隣」
※平松家本平家(13C前)七「雲の中より鳩二つ飛来て源氏の白幡の上に翩翻(ヘンホン)す」 〔張衡‐西京賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android