翼弦(読み)ヨクゲン

デジタル大辞泉 「翼弦」の意味・読み・例文・類語

よく‐げん【翼弦】

飛行機や鳥などの翼の前縁後縁を結ぶ直線コード(chord)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の翼弦の言及

【翼】より

…しかし上下の翼の圧力の相互干渉で揚力に若干のロスがあり空力的に損なので,構造上複葉にする必要がなくなってからはほとんど使われていない。
[テーパーによる分類]
 翼弦長が一定の長方形の翼を矩形翼,付け根より翼端が細い台形の翼をテーパー翼(先細翼)と呼ぶ(図6-d)。テーパー翼は翼の構造を軽く作るのに有利で翼内の燃料タンクの容積も大きくなるが,あまり翼端を細くしすぎると翼端失速を起こしやすくなるので,アスペクト比の小さい翼を除けば,ふつうテーパー比を0.25以上としている。…

※「翼弦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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