老幼(読み)ロウヨウ

デジタル大辞泉 「老幼」の意味・読み・例文・類語

ろう‐よう〔ラウエウ〕【老幼】

老人幼児
士族の名ある者は―を問わず」〈福沢文明論之概略
[類語]老弱老若長幼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老幼」の意味・読み・例文・類語

ろう‐よう ラウエウ【老幼】

〘名〙 老人と幼児。年寄りや子ども老稚
性霊集‐六(835頃)弘仁太上奉為桓武皇帝講御札法花経達一首「鐘磬一響、讚唄断続、老幼三礼、香華飄隕」
読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺「嶋にありとある老幼(ロウヨウ)男女磯辺に立出て」 〔史記楽書

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普及版 字通 「老幼」の読み・字形・画数・意味

【老幼】ろうよう(らうえう)

老若。〔礼記楽記〕人、物にせらるるは、天理を滅して、人欲を窮むればなり。~疾はず、老幼獨、其のを得ず。

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