聖ロフ教会(読み)せいロフきょうかい

世界の観光地名がわかる事典 「聖ロフ教会」の解説

せいロフきょうかい【聖ロフ教会】

ポーランドの首都ワルシャワにある教会。ジェラゾヴァヴォラの北10kmのブロフフに位置し、16世紀に建造されたゴシック様式の美しい教区教会で、音楽家のショパンが1810年4月23日、この教会で洗礼を受けた。3つの塔が印象的で、頑丈な防護壁を持つ構造に特徴がある。ショパン一家と深い縁があり、ショパンの両親はここで結婚式を挙げ、姉のルドヴィカの結婚式も行われた。ショパン家の結婚式、誕生・洗礼の記録のコピーを閲覧することができ、7~8月の日曜日の午後にはショパンの作品を楽しむコンサートが開かれる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android