聖日(読み)せいじつ

精選版 日本国語大辞典 「聖日」の意味・読み・例文・類語

せい‐じつ【聖日】

〘名〙
太陽を敬い尊んでいう語。転じて、徳が高くすぐれた天子の称。
※本朝文粋(1060頃)一・視雲知隠賦〈大江以言〉「随時浮沈、只承聖日之照、与道消息、未狂風之吹」 〔北史‐韓麒麟伝〕
キリスト教で、日曜日のこと。主日。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
③ 神聖な日。おかしたり、けがしたりできない特別な日。
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉一「去年の秋吾最愛の父斯世を去りしより、月の十七日は我が為に安息日の外なる聖日となれり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「聖日」の意味・読み・例文・類語

せい‐じつ【聖日】

キリスト教で、日曜日。主日。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android