聖瑞花（読み）ごもじゅ

精選版 日本国語大辞典

ごも‐じゅ【聖瑞花】

〘名〙 スイカズラ科の常緑低木。沖縄の特産種。高さ二メートル以上になり、よく分枝する。葉は革質で光沢があり、倒卵状楕円形、長さ三～六センチメートル。花序は円錐状で前年枝に頂生し、枝、葉柄とともに、細かい褐色毛をつける。花冠は紅色を帯びた白色で、長さ約一センチメートルの盆形。核果は長さ五ミリメートルぐらいの楕円形で、赤熟する。こうるうめ。〔日本植物名彙（1884）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ごも‐じゅ【聖^＝瑞^＝花】

レンプクソウ科の常緑低木。沖縄・台湾に自生。葉は楕円形でつやがある。3～5月、枝の頂に白い花が集まって咲く。こうるめ。

出典　小学館