聞達(読み)ブンタツ

デジタル大辞泉 「聞達」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐たつ【聞達】

世間に名が知れわたること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聞達」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐たつ【聞達】

〘名〙
① 世間に名がきこえあらわれること。人に評判されること。有名になること。
※鈍鉄集(1331頃)送書記住福昌序「隠昧藪泉岩壑之間、不聞達」 〔諸葛亮‐前出師表〕
② 通知すること。通達すること。また、伝え申し上げること。
玉葉‐治承五年(1181)正月一日「但此之由、不外聞、内々所聞達者」

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普及版 字通 「聞達」の読み・字形・画数・意味

【聞達】ぶんたつ

名声栄達。蜀・諸亮〔出師の表〕臣本(もと)布衣、躬(みづか)ら南陽し、(いやし)くも性命を亂世にうせんとし、聞侯に求めず。

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