職業病としての膀胱がん(読み)しょくぎょうびょうとしてのぼうこうがん

家庭医学館 「職業病としての膀胱がん」の解説

しょくぎょうびょうとしてのぼうこうがん【職業病としての膀胱がん】

 ベンジンやβ(ベータナフチルアミンという化学物質を扱う職業に従事する人の約1割前後に、膀胱がんが発生するといわれていて、1972年以降ベンジンやβナフチルアミンは製造使用が禁止され、現在は姿を消しています。しかし、潜伏期間が長いため、現在でもこれによるがんが発生することがあります。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android