肝心(読み)カンジン

デジタル大辞泉 「肝心」の意味・読み・例文・類語

かん‐じん【肝心/肝腎】

[名・形動]肝臓心臓腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから》最も重要なこと。また、そのさま。肝要。「―な話」「慎重に対処することが―だ」
[類語]重要大事だいじ大切肝要肝心かなめ切要緊要喫緊重大主要須要しゅよう必須ひっす不可欠得難い貴重珍重珍しい貴い稀有高貴異色異彩珍貴珍稀緊要枢要かなめきも有意義意義深い千金耳寄り掛け替えのない

きも‐ごころ【肝心】

《「きもこころ」とも》心。たましい。正気
「―も失せて、防がんとするに力もなく足も立たず」〈徒然・八九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「肝心」の読み・字形・画数・意味

【肝心】かんしん

こころ。〔晋書、愍帝紀〕庶(ねが)はくは宗の靈、群義士の力に憑(よ)り、凶寇滅し、幽宮を拯拔せん。瞻(せんばう)未だせず、肝心裂す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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