背戸口(読み)せどぐち

精選版 日本国語大辞典 「背戸口」の意味・読み・例文・類語

せど‐ぐち【背戸口】

〘名〙 (「せとぐち」とも)
① 家の裏の出入り口裏口裏門背戸。〔日葡辞書(1603‐04)〕
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)三「敵に合うては面倒と、身繕(みづろく)ひしつ背戸口(セドクチ)より、密に忍びて立ち出でしは」
肛門(こうもん)
評判記秘伝書(1655頃)なみだのひしょの事「おなかのはりたるとき、むさといけむべからず。せどぐちのようじんあるべし」

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デジタル大辞泉 「背戸口」の意味・読み・例文・類語

せど‐ぐち【背戸口】

《「せとぐち」とも》家の裏口。背戸。

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