背越膾(読み)せごしなます

精選版 日本国語大辞典 「背越膾」の意味・読み・例文・類語

せごし‐なます【背越膾】

〘名〙 小魚背越しにして作った膾。《季・夏》
※俳諧・鸚鵡集(1658)三「木津川小鮎は瀬こしなます哉〈南枝〉」
浄瑠璃・加増曾我(1706頃)三「汝が嫡子も名に高き花の露ちる山吹の、せごしなますにしてくれん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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