胡桃科(読み)くるみか

精選版 日本国語大辞典 「胡桃科」の意味・読み・例文・類語

くるみ‐か ‥クヮ【胡桃科】

〘名〙 双子葉植物の科名。世界に七属約五〇種あり、北半球温帯亜熱帯、およびアンデスに分布する。高木で、葉は互生し托葉があり、雌雄同株。雄花前年小枝に尾状花序をなして着き、花弁は四、三〇~四〇の雄しべからなる。雌花は単生し、子房に合着した花弁があり、下位で二心皮からなり一室を形成、中に一個の卵子がある。花柱は短く、先端が二個の柱頭に分かれる。果実は石果または堅果胚乳食用とし、栽培もされる。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android