胡秋原(読み)こしゅうげん(英語表記)Hu Qiu-yuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胡秋原」の意味・わかりやすい解説

胡秋原
こしゅうげん
Hu Qiu-yuan

[生]宣統3(1910)
[没]2004.5.24.
中国評論家湖北省の人。日本に留学して早稲田大学を卒業し,帰国して大学教壇に立つかたわら,評論活動を行なった。国民党に参加したこともあり,1932年蘇 汶 (そぶん) らと「文芸の自由」を唱え左翼作家連盟と対立して論争し,解放後は台湾に移り,立法院委員などになった。著書帝国主義中国革命』『唯物史観芸術論』など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android