胸を摩る(読み)むねをさする

精選版 日本国語大辞典 「胸を摩る」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 を 摩(さす)

怒りをおさえる。不満に思う気持を胸の中におさえつける。
浮世草子日本永代蔵(1688)二「いよいよ気をそむきて脇差に手は掛しが、爰が思案とおさめて、〈略〉足を延し胸(ムネ)をさすりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「胸を摩る」の意味・読み・例文・類語

むねさす・る

痛みや怒りを抑える。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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