胼胝・胝(読み)たこ

精選版 日本国語大辞典 「胼胝・胝」の意味・読み・例文・類語

たこ【胼胝・胝】

〘名〙
皮膚一部分が、角質化し、厚くなったもの。常に摩擦圧迫を受けるところに生じ、特に、掌(てのひら)や足などで、骨の出っぱっているところにできやすい。ときに圧痛がある。
名語記(1275)四「あらわさしたる手などに節のいできたるをたこのいできたるといへり、如何」
② 慣れて特に感じなくなること。
日葡辞書(1603‐04)「Taconi(タコニ) ナッタ〈訳〉感じない。またはすっかり悪癖に染まってしまう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android