脛を齧る(読み)すねをかじる

精選版 日本国語大辞典 「脛を齧る」の意味・読み・例文・類語

すね【脛】 を 齧(かじ)

自分で独立して生活することができないで、親または他人に養ってもらう。→親の脛をかじる
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉六「到底書生をしてをるうちは、親父の脚(スネ)をかぢってをるのだから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「脛を齧る」の意味・読み・例文・類語

すねかじ・る

親のすねかじ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android