脛三昧(読み)スネザンマイ

デジタル大辞泉 「脛三昧」の意味・読み・例文・類語

すね‐ざんまい【×脛三昧】

けんかなどで、むやみに踏んだり蹴ったりすること。
武士の前にて―と、さんざんに𠮟しからるる」〈浄・丹波与作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脛三昧」の意味・読み・例文・類語

すね‐ざんまい【脛三昧】

〘名〙 喧嘩(けんか)折檻(せっかん)などのとき、蹴ったり踏んだり、むやみに足、脛を用いること。
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中「武士の前にてすねざんまいとさんざんに叱らるる」

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