デジタル大辞泉 「脱掛ける」の意味・読み・例文・類語 ぬぎ‐か・ける【脱(ぎ)掛ける】 [動カ下一][文]ぬぎか・く[カ下二]1 衣服を脱ぎはじめる。途中まで脱ぐ。「―・けたコートをまた着直す」2 衣服を脱いで物や肩に掛ける。「我が身は竹の林にあらねどもさたが衣を―・くるかな」〈今昔・二四・五六〉3 衣服を脱いで賞として人に与える。「―・け給ふ色々、秋の錦を風の吹きおほふかと見ゆ」〈源・松風〉4 肩脱ぎをする。また、抜き衣紋えもんにする。「ふたあひの織物の衣―・けておはするを」〈宇津保・国譲中〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例