腔線(読み)コウセン

デジタル大辞泉 「腔線」の意味・読み・例文・類語

こう‐せん〔カウ‐〕【×腔線/××綫】

発射弾に回転運動を与えるために、銃身砲身内面にらせん状につけた溝。ライフル。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の腔線の言及

【小銃】より

…形状は薬莢の装塡,抽出を容易にするため,薬莢の形状に準じて緩傾斜の円錐形を有するものが多い。腔線は,弾丸飛行時の弾軸の安定を図り,つねに弾丸が弾道切線上に接して飛行しうるように弾丸に旋動を与えるためのものである。銃尾機構は銃身を保持するとともに,送弾,装塡,閉鎖,撃発等の行程を自動的,半自動的,または手動で行うためのものであり,尾筒,遊底部,引金,逆鉤(げきこう),撃鉄,復座ばね,作動装置(ピストン,ガス筒等)などからなる。…

※「腔線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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