腕釧(読み)わんせん

普及版 字通 「腕釧」の読み・字形・画数・意味

【腕釧】わんせん

うで輪。〔全唐詩話、一、文宗〕一日、宰臣に問ふ、古詩に曰く、輕き衫襯(さんしん)と跳(てうだつ)と、跳とは是れ何物ぞと。宰臣未だ對(こた)へず。上(しゃう)曰く、ち今の腕釧なり。眞誥に、安妃に粟(たくぞく)金の跳りと言ふは、是れ臂なりと。

字通「腕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android