精選版 日本国語大辞典 「腥羶・腥膻」の意味・読み・例文・類語
せい‐せん【腥羶・腥膻】
〘名〙
① なまぐさいこと。汚らわしいこと。また、そのもの。
※本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉「此皆家蓄二妻子一。口咲二腥膻一形似二沙門一。心如二屠児一」
② なまぐさく、けがらわしいものとして外国人をいう。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)三・寄題波響楼「本是蝦夷腥羶窟、曩祖浄掃入二神州一」
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