腰裳(読み)コシモ

デジタル大辞泉 「腰裳」の意味・読み・例文・類語

こし‐も【腰×裳】

上代女性衣服の一。腰の辺りを覆う短い裳。
「―たる少女をとめ」〈・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腰裳」の意味・読み・例文・類語

こし‐も【腰裳】

〘名〙 上代の女性の服装一つ上半身にまとう衣(きぬ)に対して、下半身につける裳をいう。
古事記(712)中「腰裳服(き)たる少女(をとめ)山代の幣羅坂(へらざか)に立てりて」

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